花組千秋楽。
本日！
花組千秋楽ライビュみてきました。
明日海りおさんラストデイ。
いやあ、泣いた！
とりあえず書きたいことを書き殴ってみる。
- A Fairy Tale
・景子先生作品の題材としては今回はとてもよい
・おとぎ話だけど、おとぎ話をいつまでも信じられる心を持つって素敵なことだなあって思わされた。現実なかなか難しいけれど。
・みりおちゃんの最後の役としてぴったり。やっぱりちょっと拗らせた役似合うよね、みりおちゃん。
おとぎ話の主人公としては、宝塚だからこそ成立する役なのかもしれないけど、みりおちゃんがそのおとぎ話の中に入り込んだ上で役を作っている印象。とてもリアリティがあったから客席もスーッと無理なくお話に入っていけたんだと思う。
・華ちゃん....お披露目公演よく頑張ったね！飛び飛びで年齢を重ねていく、それをヒロインとして展開していくってなかなか難しいし、できる人限られてると思うけれど、華ちゃんは無理なくこなしてたし、どの場面もとてもよかった。しかし華ちゃんってフリフリも似合うけれど、それ以上にシンプルな大人っぽい衣装映えるよなあ。
・光ちゃんは、やる人によってはしどころのない役だろうけど、きちんと細かいところまで創っていたなあという印象でした。時期トップとしての覚悟というかオーラというか....なんだかとてもしっかりして見えた。頼もしい。
・マイティの庭師は個人的に1番好きな役だなあ。想いを秘め通すというか、何か想いを抑えて演じるような役は似合うな。しろきみちゃんとの並びがとても綺麗で絵に描いたようだった。
・あきらは....役よりもTime is moneyの歌が頭から離れないwwイケてるおじさんではなく英国紳士の社長という、その絶妙なラインの演技はさすが。だてにいろんな大人の男やってきただけはある。
・しろきみちゃん。本当に可愛らしくてとても美しくて.....少ない出番でもきっちり印象が残ってるし、今までの経験値からくる自信というか、役としての佇まいがさすがでした。
・お話のスタートが乙羽映見ちゃんの歌だったことにガッツポーズ。花組の楽しみの一つがえみちゃん見ることだったから退団寂しい。
・くみちゃんの役、なんだかはいからさんの時とリンクしてきて、次は大劇場公演なのに誰がくみちゃんの役やってくれるのさ！あんなにお似合いだったのに！という気持ちで見てました。くみちゃんいなくなっちゃうのは寂しい。
・最後のみりおちゃんと華ちゃんの2人の芝居はめちゃくちゃ泣けた。
- シャルム
・全体的なショーの構成としては稲葉くん....(察し)って感じ。まぁ様退団公演のクラシカルビジューがずっと脳裏によぎってた。本当構成もっといろいろあったやろ....せめてショーの主題歌もうちょっとどうにかならんかったのか....(退団公演だぞ)
・あ、でも衣装はクラシカルビジューのときよりはよかったです。
・みりおちゃん、ショー全場面もはや神だった。神々しすぎてまぶしい。
・フルフル華ちゃん可愛い！ああいう衣装着せたくなる気持ちは分からんでもない。(しかし大人っぽい衣装のほうが好きです)(だからプロローグの黒ピンクと、光ちゃんとのシーンの紫が好き)
・度肝抜かれたのはマイティとみれいちゃんの中詰の歌。しろきみが歌えるのは重々承知してたけど、あの難易度めちゃ高な曲歌いこなしてるのにはすげえ....しかなかった。
・ロケットで美里玲菜ちゃん(あーちゃんの妹さん)発見できた！可愛い！
・黒燕尾はめちゃくちゃ素敵だった。みりおちゃん×マイティ/あきら/光ちゃんの振り付けは、なんだかこう.....それぞれとの歴史があの一瞬に詰まってた気がする。みりおちゃんのケセラセラは号泣でした。(名曲やな、ケセラセラ)
・くみさまのエトワール.....うっっっ......(涙)追い討ちをかけるかのようにしろきみが1人で階段降りてくるもんだからさらに涙.....みりおちゃんの羽の柄、すごかった....
- サヨナラショー
・ひとつ思ったのは、みりおちゃん時代のショー主題歌はめちゃくちゃ名曲揃い。聴きこんだ曲も多くてもはや懐かしかった。
・ファンタジアのプロローグ再現は嬉しくて！あの当時後ろの方にいたであろう華ちゃんを始めとした若手メンバーも、立ち位置が前列のほうになっていて、みりおちゃん本当長くトップやってたんだなあ、時は流れたなあって実感する場面でもあった。
・瀬戸さん、ベアトリーチェ頑張ってくれてありがとう。めちゃくちゃに笑わせてもらいました←
・華ちゃんとの最後のデュエダン、ポーの風車だし、衣装は私の大好きな星組ブケタカデュエダンの白(くらっちとはるこが着てたやつ)だったし、もう選択すべてにありがとうございます！って全方位に感謝してました。
・退団者4人のサンテ、みんなベテラン(新公卒業済み)でプロ集団だから、1人1人のソロがきても安心感たるや半端無い。大階段降りてきて銀橋にもいって....あれだけ存在感ある4人の卒業していく穴はめちゃくちゃでかいし、なんなら前回べーゆきじゅりあというはちゃめちゃ存在感あったメンバーの穴もあるし、これからの花娘の雰囲気は大きく変わるんだろうな.....寂しい。
・光ちゃんメインのメロディアでなぜか号泣。なんか本当にれいちゃんトップなるんだ....ってあれでかなり実感湧いた感はある。というかメロディアのプロローグ衣装、れいはな絶対似合うからいつかやってほしい。(←ただメロディアが好きな人)
・ EXCITERはそろそろ花組の公式組歌にしないです？あのイントロ聞こえた瞬間のテンションぶち上がりっぷり半端ない。カッコよすぎる。そりゃゆうさん時代、大劇場公演で再演(同じトップでショーの再演とか異例中の異例)行われるはずだわ。
・最後の最後、ハピネスでちょっとやらかしたみりたんをみて、「この人も1人の人間なんだなあ」と安心したというか。やっと荷を降ろす時がきたんだなって。
・すごく余談なんですけど、全員曲でちょくちょく映り込んでいた強火明日海担でおなじみの凛ちゃん(凛乃しづか)、エピソードだけではなく遠目で見てて動きで目を惹くわー。これからも注目してる。
みりおちゃんのトップ時代、初期の花乃ちゃんとのコンビのときは、あからさまにギクシャクしてて、それが花組全体に影響を与えているようにも見えてた。この先大丈夫なんだろうか.....みりおちゃんトップ長くしないほうがいいんじゃないか....と思ってたりもしてました。
だけど、最後の公演でこんなステキな作品を作り、花組を先頭でまとめあげたみりたん。本当に立派でした。そしてきっとみりたんの背中を誰よりも見続けていた(であろう)れいちゃんが、新たな花組を作っていくんだと思います。
この先の花組の未来がどうなっていくのか、見守るのが楽しみです。
そして....2019年は、かいちゃん、美弥ちゃん、せーこちゃん、みりおちゃんと89期のスターがどんどん旅立ち、だいもんも(おそらく)ゴールが見えてきている中、ひとつ大きな時代が終わるんだなあって。そして次の時代の始まりでもある。時代が変わっていっても、宝塚という世界はこれからも美しさを大事にする世界であってほしい、と願うばかりです。
あー長く書いてしまった！最後に！
みりおちゃんのトップ時代、リアルタイムで見ることができてとっても幸せでした。たくさんの幸せを与えてくれたみりおちゃん。本当に17年間お疲れ様でした。またどこかで会えますように！(きっと会えるよね)
ご卒業おめでとうございます！
